昨今人気急上昇のオレンジワイン。世界各国でも流行し、日本でもすっかり定着し始めた「オレンジワイン」。バルやレストランでもかならずワインリストにも載っているお店も増えています。
オレンジワインとは何か?人気の秘密は?などなど、オレンジワインについてご紹介します。
オレンジワインといってもオレンジを使ったワインではありません。ぶどうのみを使ったれっきとした白ワインの1つ。 通常白ワインはぶどうの実をすぐに搾汁することにより透明感のあるワインに仕上がりますが、このオレンジワインは白ワイン用の品種を赤ワインのように皮と果汁を漬け込み、果皮の旨味と色素をワインに反映させる方法をとっています。果汁と皮との接触時間が長いため、丹波ワインでは果皮の色がしっかりしているぶどうのみを使用しています。
オレンジワインは白ワイン用ぶどうを赤ワイン仕込みするため、白ワインでも赤ワインでもない特徴がでてきます。白ワインと比べて果皮からの色素、旨味成分や、果実味、香りがしっかり抽出されるため、白ワインと比べてもより深みのある味わいになるのが特徴です。さらに品種によっても個性が出やすいのも特徴です。
オレンジワインが人気の理由の1つは、料理との相性があります。白ワインにはないタンニンと果実味、酸味やミネラル感があり、さまざまな料理と合わせられます。特に、スパイシーな料理や濃厚な味わいの料理、鮭やブリなどシーフードなどとの相性が良いです。前菜からメインの魚、肉料理まで幅広くペアリングできるうえ、今まではワインと合わせるのが難しいと言われていた和食との相性も非常に良いです。
オレンジワインが人気を集めるもう一つの理由は、近年のナチュラル(自然派)ワインブームによる影響です。ジョージアでは古来からの醸造方法でワイン作りをしていますが、その醸造方法が注目され、オレンジワインも脚光を浴びるようになりました。ただオレンジワインとは製法する上での通称で、オレンジワイン=ナチュラルワインではありません。
白ワインぶどうでも果皮の色素や成分を抽出しているため、通常の白ワインより若干高めの温度帯(8-15度)程度で飲むのが美味しいとされています。飲む直前まで冷蔵庫で冷やしていた場合はグラスに注いでしばらく待ってから飲むのがおすすめです。温度が低いと香りや果実味が感じられませんが、温度が上がるに連れ沸き立つ変化を楽しでみても良いかもしれません。
通常白ワインとして使用するデラウェアを果皮や種子を果汁に漬け込む赤ワインのように醸して発酵させました。黄金色に輝く色合いからオレンジワインとも呼ばれ、甘いフルーティーな香りとふくよかな果実味が特徴で、ぶどうの旨味を存分に楽しんでいただけます。
商品詳細¥1,980税込
エノログ(醸造家)内貴による自社農園ピノ・グリを使ったスキンコンタクトを施した辛口白ワイン。程よい苦味と美しい酸味のバランスが良く、料理を選ばないワインです。
商品詳細¥3,300税込