タナ

気品あるタンニン

Tannatの名はタンニン(Tannin)に由来するほど、色濃く渋いのが特徴。フランスの南西地方で栽培が盛んで、ハリウッドスターが自家用ジェットで買いに訪れるワインとして日本では紹介されたりしました。若いうちは渋みが強く、飲み頃になるまで時間のかかるワインですが、熟成するにつれ、ジビエのような野性的な香りが立ち上り、20年以上の熟成を経てもタンニンと酸味が充分に感じられる、長期熟成型の品種です。
京都丹波のタナは海外産ほどパワフルではないものの、タンニンと果実味、酸味のバランスが非常によくとれた品種で、多くはメルローを少量ブレンドをしてワインにしています。色づきや糖度もよく、病害虫にも強い品種として栽培面積を増やしている注目品種です。

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