デラウェア
ワインの万能品種
「デラウェア」と言えば小粒で甘い、生で食べるブドウとして日本中で愛されています。このブドウ、実は日本の各地で造られているワイン用ブドウ品種でもあるのです。元々は、アメリカ合衆国のオハイオ州デラウェア市で発見されたことから、「デラウェア」と名付けられました。生食用に使われることが多い【ヴィティス・ラブルスカ種】で、アメリカ系の品種と、ヨーロッパ系の品種の雑種と言われています。果皮の色が紫がかっているので、白ワインの他、赤ワインと同じ醸造法を使ったオレンジワインとしても最近では醸造しているワイナリーも多くなっています。
丹波ワインでは一番ラインナップの豊富な品種で、ヌーボーからスパークリング、オレンジワインまでワインとして醸造しています。特に酸化防止剤無添加で醸造した「てぐみ白」は澱や酵母を一緒のボトリングし、発酵由来の炭酸ガスをそのまま封じ込めたスパークリングワインとして売れ筋No.1となっています。