サンジョベーゼ

上品な酸味

サンジョヴェーゼといえばイタリアをイメージされる方も多いと思います。イタリア中部地方を原産とする赤ワイン用ブドウ品種で、名前の直訳が「ジュピター(=ローマ神話の主神)の血」であることから、古くから存在していたブドウと言われています。世界的にみても、大半がイタリアで生産されており、栽培土壌の選り好みが少ない多産品種なので、近年では世界各国で栽培が始まっています。
京都丹波ではその上品な酸味を活かし、軽快なミディアムライトボディの赤ワインとして醸造しています。粒が大きく、果皮が薄いため、ワインにしたときもやや薄い赤ワインになります。薄い色合いではありますが、芯のしっかりした果実味を備えていますので、熟成とともに穏やかな丸みを帯びてくるのも特徴です。

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