神楽坂 おばんざい茶々

和食とワインを楽しむシーン

地下鉄神楽坂駅から歩いて3分程度の距離ながら、初めてだとまずはすんなりたどり着く事が出来ない。そんな路地裏の閑静な住宅街の一角に佇むおばんざい茶々。
オーナーの井上さんは料理教室で生徒として学び、アシスタントとして先生の補助を務め、ついには自身でも料理教室を主宰するようになり、とうとう2016年5月におばんざい茶々を開業するといった異色のキャリアの持ち主。はきはきした歯切れのよい語り口はまさに江戸っ子で、料理とお酒を楽しむのはもちろんだが、井上さんとの会話を楽しむのも茶々の醍醐味の一つとなっている。
そんな井上さん、料理教室を主宰しながら、漠然といつかは和食店をやりたいと考えていた頃、たまたま丹波ワインが紹介されているテレビ番組を見たのだそうだ。これが丹波ワインとの出会いだった。

「創業者が和食に合うワインを造りたいという思いで起業し、ワイン造りに取り組んでいる姿勢と理念にとても共感したの。」そして自身の和食店でお客様が料理とワインを楽しんでいるシーンが自然とイメージでき、和食店を開業する事を決意。このテレビ番組がきっかけで具体的に「おばんざい茶々」開業に向けて動き出すことになる。
京のおばんざいの店を開業するにあたり、ブランドになっている丹波の食材と丹波ワインとのコラボレーションはストーリーを描きやすいが、実際丹波ワインはどんな造り手なのか?確かめに行こう!開業までの間、東京から丹波へ通うこと3回。醸造所・畑を隈なく見学し、あらゆるワインを試飲して出た結果は「これならお客様に自信をもっておすすめできる。」というものだった。

女将 井上美由紀さんのお話


「私はワインは好きだけど専門家ではないので、お客様に色々迷わせるのではなく、私の料理に合うワインはこれ、と自信を持っておすすめできるワインを絞って置きたかった。だから造り手の顔が見えて、安心して勧められる丹波ワインさんしか扱ってないの。それにエチケットも上品で、すごく気に入っていて、お客様もすごく喜んでくれているわよ。もう丹波ワインさんに任せっきり(笑)。」

茶々さんの京都から直接仕入れる京野菜をはじめとする季節の旬の食材を使ったおばんざいの数々は、何度食べても飽きさせない体に染み入るような優しい味わい。品数も多いのでワインとの様々なマリアージュを気軽に楽しむことができる。丹波ワインのラインナップも「てぐみ」~「京都丹波タナ」まで非常に充実している。

「お客様には落ち着いた雰囲気をゆったりと楽しんでもらいたいの。色んな丹波ワインを楽しんでもらいたいから出来るだけ安くしているのよ。(笑)」
隠れ家的な存在で知る人ぞ知るといった店のため、落ち着きを求めた大人の常連のお客様
が多いお店だが、最近では仕事帰りの若い女性おひとり様が増えているそうだ。井上さんに仕事の悩みや愚痴を聞いてもらえてスッキリして帰ることができ、元気をもらえる。とお客様の口コミが広がっているようだ。
こんな明るく快活な井上さんとの会話を楽しみながら、京のおばんざいと丹波ワインのマリアージュを堪能してみては如何ですか。きっと元気をもらえるはずです。

 

このお店が推薦する丹波ワイン
京都丹波 ソーヴィニヨン・ブラン
京都丹波 ソーヴィニヨン・ブラン
タイプ:白ワイン
味わい:辛口
容量:750ml
葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン
葡萄産地:京都府船井郡京丹波町

 


シードル (林檎のスパークリングワイン) 500ml
シードル (林檎のスパークリングワイン) 500ml
タイプ:りんご・発泡性
味わい:やや甘口
容量:500ml

 

 

 おばんざい 茶々

【お  席】
22席
【営業時間】
17時~22時 (LO:21:30)
【定 休 日】
日曜・月曜
【所 在 地】
東京都新宿区赤城下町80−2
【電  話】
03-5229-5175
【ご 予 約】
要予約

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