7月も後半に入り、蔵内はいよいよ仕込みシーズンに向けて準備スタートです。
まずは、数週間後にやってくる今年第一弾の葡萄”デラウェア”の為に酒母を準備中です。
酒母の準備とは、スラント(試験管)に保存している「秘伝の菌株」を起こして培養するこ とです。
一気に大容量の ジュースに酵母を投入するより 徐々に スケールを増やしていく方が、酵 母の生育にも無理がかからずスムーズな発酵を促せます。
丹波ワインでは、新酒用の酵母は、市販されている乾燥酵母ではなく、自社で継大培養をして毎年使っています。
そして次は、怒濤のようにやってくる葡萄の為に、タンクもスタンバイ準備です。
今、 蔵内のタンクは、寂しいくらいに空っぽのタンクばかりです。
このタンクたちが、もう少しすると次々と発酵しているもろみで、埋まっていくのです。
私自身も、シーズンをバテず乗り切れるように体調整えて準備をしないと。
これが一番重要なのかもしれない…。
醸造:浅野
酒母の準備
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