発売してからじわじわとひそかな人気、ブームになりつつあるサペラヴィ。
グルジアという国名がジョージアに変わったり、ジョージア産のワインがブームになったりと色々話題の尽きないこのサペラヴィ。
京丹後で20年ほど前からサペラヴィを栽培していただいている藤原さん。
最初は誰も知らないサペラヴィという品種。
正直、なかなか売れませんでした。
日本でのサペラヴィの栽培とワインは非常に少なく、京都では唯一。
酸味と色の濃さが特徴で、食事にあうワインとしてカジュアル赤スパークリングを造りました。
発泡性で酸味と果実味を残し、赤ワインとしてのタンニンを極力抽出しないように細心の注意を払いました。
いよいよ2018年ビンテージが発売です。
京丹後産サペラヴィスパークリング 2018
750ml-2200円 / 375ml-1400円(税別)
基本情報
- 葡萄収穫年 2018年
- 醸造本数 7000本 / 2000本
- タイプ 赤ワイン・発泡性
- 味わい 中口
- 容 量 750ml / 375ml
- 葡萄品種 京丹後産サペラヴィ
- アルコール 11%
テイスティングコメント
色 | やや濃い目だが透明感のある明るいルビー色。しっかりした泡立ちもある。粘度は中程度のミディアムボディーを思わせる。 |
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香り | 「ザ・葡萄」と思えるような生食用葡萄の香り、キャンディーのニュアンスやシナモンやニッキそして漢方薬のようなスパイシーさが特徴。少しすればフランボワーズのような赤系ベリーの香りも広がる。全体的にはフレッシュな果実の香りとスパイシーなエピスの香りが心地よく香ります。 |
味 | 口に含んだ瞬間からの泡の爽快感が心地よく、色合いから想像するタンニンは殆ど無く、目を閉じて飲めば「キールロワイヤル」のような味わい。またやや強めの酸味も味わいを引き締め、アフターに残る甘味と相乗し、幅広い料理との相性が想像を掻き立てます。 |
総評 | スパークリングワインですので乾杯には最適、又そのまま前菜から広がる色々な料理にも合わせやすく、とっても使い勝手の良いワイン。特に鴨肉の燻製やハムのアスピック、そして家庭料理の定番ハンバーグなどにもとっても良く合います。 |
サペラヴィのスティルワインも本数少量ですが2016年vintageをリリース開始いたします。
夏場に少し冷やして肉料理と合わせていただいても非常に相性の良い赤ワインです。
京都産サペラヴィ 2016 720ml
2000円(税別)
基本情報
- 葡萄収穫年 2016年
- 醸造本数 1300本
- タイプ 赤ワイン
- 味わい ミディアムボディ
- 容 量 720ml
- 葡萄品種 サペラヴィ
- 葡萄産地 京都府京丹後市弥栄
- アルコール 11%
テイスティングコメント
色 | 粘性は中程度。不透明な濃い赤褐色。 |
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香り | 赤しその香りが印象的。しばらく時間がたつとアセロラやミントなどの若々しい香りも感じる。 |
味 | アタックは中程度。じわじわと酸味を感じさせ、ほのかな熟成と樽香が全体を引き締め、余韻に果実香が鼻に抜ける。ミディアムライトボディ。アフターは軽め。 |
総評 | 山椒を効かせた蒲焼きやつくね、蓼酢で食べる鮎の塩焼きなどと良くあいます。ボディが軽めなので比較的幅広い料理とあわせやすい。 |
文:黒井