日本のピノ・ノワールを楽しむ at obanzai ねき

大阪府高槻市で日本ワインとおばんざいのマリアージュを楽しむことができる店「ねき」さん。「おばんざい」といっても洋風仕立ての「obanzai」。オーナーの泉さんは絶妙のバランスで様々なスパイスを散りばめ、料理に複雑味、アクセントを与えるスパイスの使い手。私は勝手に泉さんの事を「スパイスの魔術師」と呼んでいます。また酒類販売免許も取得され、店内では気に入ったワインを購入することも可能になり、日本ワインファンには有難いお店。
そんな「ねき」さんが日本のピノ・ノワールを楽しむ会を開催されると聞いてお手伝い。まずは当社の「てぐみマスカットベリーA」で乾杯。2018の特徴は元気のいい泡。口の中でプチプチと快く弾けます。つづいては「丹波鳥居野ピノ・ブラン2016」優しい果実味が心地よく、皆さんの顔がほころびます。次は「丹波鳥居野ピノ・グリ2017」、白ワイン用品種のピノ・グリを赤ワイン仕込みしたいわゆるオレンジワインです。毎年300本前後しか醸造できないワインで全員が初めての経験。複雑で味わい深いと好評でした。
さあ、ここからは主役のピノ・ノワールが登場。いまや全国色んな場所で栽培されているピノ・ノワールですが、今回は北海道、山形、長野、京都のワインを楽しみました。各地で大切に育てられ、造り手の哲学の違いで様々な味わい・表情をみせるピノ・ノワールに皆さん感動されていました。
次回開催はいつ?、その次は?と早くも予約されるお客様もあり、今後どのようなワイン会が開催されるのか皆さん楽しみな様子。
今年5月で5周年を迎えられるねきさん。今後は毎月ワイン会を開催予定とのこと、皆さん要チェックですよ。
文:坂本