丹波鳥居野圃場の遅摘みセミヨンですが、すっかり落葉しました。
房だけが残っている様子はなかなか見ることがないのですが、霧の多い丹波では少しばかり貴腐菌(灰色カビ)が房に付着したりします。そうするとぶどう果実表面の自然のワックスが溶かされ、そこから果実中の水分が蒸発しはじめ凝縮し、糖度がグンとあがってきます。いわゆる干しぶどうのような状態。
その房だけを手摘みし、濃厚なデザートワインへを造ります。
今年は糖度40度を超え(通常は22度程度)、2015年vintageの遅摘みセミヨンは期待大です。
文:黒井
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丹波鳥居野セミヨン、すっかり落葉です。
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