京丹後市で栽培していただいている藤原さんのピノ・ブランを入荷していただきました。
5年前よりサペラヴィからピノ・ブランに改植していただいたものです。
2016年が初収穫でしたが、2017年は収量も増えて約1t。
昨年は自社農園と同じ樽発酵、樽熟成、シュール・リーでワインにしましたが、今年はストイックな辛口ピノ・ブランを目指すとのこと。エノログ内貴のチャレンジスピリットの血が騒ぎ出しているようです。楽しみにしておいてください。
同時に京都亀岡の福岡さんからもメルロー入荷し始めました。
まだ全量ではありませんが、何回かに分けて収穫していただきます。
色も黒々、なかなかの品質です。
藤原さんのファーストヴィンテージピノ・ブラン2016年は9月8日よりオンラインショップ会員様のみ先行発売いたします。
京丹後産ピノ・ブラン シュール・リー 2016
京都丹後の藤原氏が栽培したピノ・ブランを使用し、搾汁後オーク樽で発酵させ8ヶ月の熟成の後瓶詰しました。上品な樽香とメロンやリンゴを連想させる香り、キレのある酸味や丸みを帯びた果実味を備えています。ワインの旨味を残すため濾過などの処理を最小限にしていますので、にごりが生じる場合がございます。
2500円(税別)
基本情報
- 葡萄収穫年 2016年
- 醸造本数 610本
- タイプ 白ワイン
- 味わい 辛口
- 容 量 720ml
- 葡萄品種 ピノ・ブラン
- 葡萄産地 京都府京丹後市弥栄
- アルコール 12%
テイスティングコメント
色 | 淡い黄色みがかった緑色。深みのある落ち着いた外観。 |
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香り | トップノーズに穏やかな樽香が感じられ、メロンや花梨を思わせるフルーツの香りが続く。香りのボリュームは中程度で心地よい。 |
味 | アタックは滑らかで柔らか。活力のある酸と充実した果実味が中盤での味わいの膨らみを演出しており、バランスがよい。酸は強めだが少し角が取れてきており、丸みを帯びたまろやかな印象。フィニッシュは中程度の長さで、アフターに感じるかすかな苦みがアクセントになっており心地よい。 |
総評 | 果実味と酸とのバランスがよく、既に今飲み頃のミディアムボディの辛口。鮎やアマゴなど風味を持った川魚の塩焼きや根菜やキノコを使った和惣菜などと。 |
文:黒井