Merlotの飲み比べ

ともに2013年vintageですが、
・播磨産Merlot2013
・未濾過Merlot2013
を飲み比べしました。

縁の色はともに健全な濃いめ深紅のガーネット色ですが、未濾過の方は透明感がなく、よりダークな印象です。
香りも播磨産Merlotは「ザ・メルロー」です。黒い果実の印象で、カシスやブラックチェリーなどが熟した香りがいたします。
一方、未濾過Merlotはメルローらしさは持っているのですが、まだまだ堅さを感じ、実に様々な香りの印象を与えてくれます。
味わいは播磨産Merlotは果実味、酸味、alcのバランスともに非常によく、食中としては最高のワインと思います。どれも出しゃばることなく、食事の横にそっと寄り添う、そんなワインに。今がまさに飲み頃です。
未濾過Merlotは香り同様、タンニンと酸味のアタックが強めで、ミディアムフルボディ。あと２～３年熟成を経ると更にふくよかさが増す予感と複雑味が満載です。といってもあまり在庫がありませんが…。
パーティーや皆が集まるとき、飲み比べもなかなか楽しいものです。

播磨産Merlot2013はこちら
未濾過Merlot2013はこちら
文：黒井
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