7月8日梅雨の晴れ間の土曜日に兵庫県丹波市にある鹿肉料理のお店「無鹿」さんでメーカーズディナーを開催しました!
乾杯の前にオーナーの鴻谷さんから興味深い鹿のお話が。
普段我々がよく口にするのは秋から冬の鹿なのですが今回使われたのは夏の牡鹿。
山が緑に覆われるこの季節、なわばりを得るためにオスはたくさん食べて体を大きくするそうです。
狩猟期間でもなく、この蒸し暑い季節に山に入って鹿を狩るハンターも居ないのでめったに手に入らない夏の牡鹿こそが一番美味しいとのこと。
そんな夏の牡鹿を使った様々な鹿肉料理の数々。
我々は事前にいただいて合わせるワインを選定していたのであとはお客様の反応を待つばかり!
乾杯は前菜の品々に合わせて「てぐみデラウェア」甘く華やかなデラウェアの香りと果実味たっぷりな泡にあちこちから
「美味しい・・・」という嬉しい声が。
そこからは怒涛の鹿肉&ワイン攻めの開始。
しゃぶしゃぶ&脳みそ(!!!)には花のような華やかな香りが心地よいほんのり甘めの丹波鳥居野ピノ・ブラン2015がお料理にさらなる膨らみを。
パンチのきいたレバーのソーセージとジャーキーには力強い赤の丹波鳥居野タナ2012。
そしてちょっとした問題児(笑)樽熟成サペラヴィ2014にはようやく見つかった運命の相手、鹿肉の竜田揚げ!
竜田揚げの油を軽いけれどもしっかりした酸を持つサペラヴィがきれいに洗い流す様はやんちゃな旦那をうまくコントロールする姉さん女房のよう(笑)
最後のメイン、鹿肉のローストにはしっかりした白ワイン「樽発酵丹波鳥居野シュール・リー シャルドネ2015」。
マグロのお刺身のような雰囲気を持つローストには赤よりもやや重い目の白。
シメにご近所の酪農家さんが造られているフレッシュだけども味わい深いチーズに合わせてデザートワイン「丹波鳥居野セミヨン遅摘み2012」。
今回は弊社の顔ともいうべき丹波鳥居野ピノ・ノワールが僅差でリストから落ちたので予定にはなかったのですが、無鹿さんのオープン年に合わせ2010年を特別に飲んでいただきました♪
お客様からは「○○○のピノより美味しい!」との嬉しいお言葉も♪
持って行って良かった!(笑)
美味しい料理とワイン、何より素敵なお客様に囲まれとても楽しいひと時を過ごさせていただきました♪
ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。
まだご参加いただけてない皆様、また第二回、三回と開催しますので是非!
醸造:内貴
無鹿さんメーカーズディナーのご報告
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。