ぶどうの接ぎ木

今年も春の恒例作業、接ぎ木が始まりました。
毎年この時期になると事務所の2Fにある試験室より、ガッチャンガッチャンと接ぎ木作業の音頭が流れ始めます。

北海道壮瞥の圃場作業のお手伝いを頂いている宇佐見氏も1週間丹波に滞在し、来年以降壮瞥の自社農園に植え付ける苗木の準備に取り掛かります。
宇佐見氏は丹波ワインの壮瞥圃場の真横でぶどう栽培を始められています。

穂木と台木をOMEGA-UNOという接ぎ木専用機に設置し、レバーを下げればパズルのようなΩ型に切り込みが入り、接ぎ木した枝が取れにくくなります。さらに活着率を上げるために接ぎ木した箇所をロウで固めます。
穂木はそこからロウを突き破って萌芽します。
ぶどうの房ができるまで今から3〜4年後になりますが、美味しい葡萄の実りが今から楽しみです。