春の誘引作業、すでに開始から2週間経過しており、そろそろ終盤。
少し水を吸い上げ始めている品種もあり、そろそろ剪定先から樹液が滴ってきそうです。
この水あげと云われる活動、英語では樹液を出すという意味のブリーディング(bleeding)、フランス語では涙という意味のプルー(pleurs)と呼ぶそうです。
今はただの枝ですが、ここから新梢が伸びて房が実るので、その重みに耐えられるよう、今のうちにしっかりとくくりつけておく必要があります。
固定方法は麻ひもで男結びといわれる園芸などによく使われる結び方。
まだ固い枝を折らないようにそっと横倒しにし、ワイヤーへぐるぐると巻きつけた後、枝の先を結んでおきます。
早くも2025年収穫に向けて農作業開始です。