接ぎ木の準備

丹波ワインでは苗木を自社内で接ぎ木をして増やしていっています。
樹齢が長くなると収穫量が減ったり枯れたりと、永年作物ながら、おおよそ30-50年にのサイクルで植え替えていく必要があります。ときには鹿などに新芽をかじられて枯れてしまったり…。

京都丹波での栽培も40年を超えてきたので、そろそろ京都丹波の気候風土にあった品種がわかってきました。
色々な品種を栽培していますが、大半は試験栽培ですが、増やす品種については苗木を作らないといけませんので、冬の間に剪定した穂木を同じ長さになるように接ぎ木用として揃えておきます。

温暖化の影響か、京都丹波ではカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培が非常に難しくなっているので、今後は改植していく予定です。今後もいろんな影響が出そうな気候。環境に適応できる体制を整えていく必要がありそうです。