京都青谷梅わいん発酵中

毎年ぶどうワイン作業のオフシーズンに入るとシードルや梅ワインなど、ぶどう以外のワイン造りに取り掛かります。
京都の梅「城州白梅」を使った梅ワインもその一つです。
京都城陽の青谷梅林で栽培されている固有品種「城州白梅」は杏のような大きな果実になり、地元では和菓子や梅干しなどに加工されています。

ワインにした時、城州白梅は熟成に向いた品種で、熟成とともに酸味がまろやかになって旨味が増します。
現在長期熟成中の秘蔵ワインもありますが、まだまだ時間がかかりそうなのでリリースまではしばらくお待ち下さい。

変わって、今年は新しい限定梅ワインを商品化中です。
限定4000本の予定ですが、また改めて詳細はblogなどでお知らせいたします。

現在は京都青谷の梅を使ったワインは2タイプリリース中です。

京都青谷梅わいん

城州白梅
京都青谷梅わいん
原料の「梅」に徹底してこだわり、厳選された京都青谷産の梅を使用した梅ワイン。和菓子にも使用される良質の梅で着色料や香料を一切使わず、ワイン酵母でアルコール発酵させています。青谷の梅は京都府南部に位置する青谷梅林で栽培され、府下最大の梅林として鎌倉時代から知られています。他の梅ワインにはない上品さと存在感のある風味をお楽しみください。
1210円
ワインのご購入はこちら



 

基本情報

  • タイプ   梅ワイン
  • 味わい   甘口
  • 容 量   500ml
  • 梅品種   城州白梅
  • 梅産地   京都城陽青谷
  • アルコール 9%

テイスティングコメント

無色透明に近い色合い。
香り ヴォリュームは強くクリーンな香り。キャンディーを思わせる吟醸香に、青梅の豊かなアロマ。緑の草のようなすがすがしいニュアンスと、酵母の香ばしい香り。ミネラルの風味も感じられる。
すっきりした軽めのアタック。シャープで爽やかな酸が引き締まった味わいを生み出している。甘みはそれほど強くないが、果実味は豊か。甘口。ミディアム・ライト・ボディで、フィニッシュには切れがある。心地よい苦みと若干の塩味なども感じられる。
総評 ブドウのワインに近い風味。原料梅の良さがストレートに反映された上級梅ワイン。食前酒および食後にフルーツと。

京都青谷産スパークリング城州白梅ワイン

京都青谷産スパークリング城州白梅ワイン
京都青谷の城州白梅を使用したスパークリングワインです。梅を原料としながらも、まるで寒冷地のドイツワインを思わせる高貴な味わい。青梅の豊かなアロマと若草のようなすがすがしいニュアンス。ミネラルの風味を感じ、軽快な酸味とボディを備えています。白身魚のムニエルや白味噌漬けなどと相乗します。
1430円
商品のご購入はこちら


基本情報

  • タイプ   梅ワイン・発泡性
  • 味わい   甘口
  • 容 量   500ml
  • 梅品種   城州白梅
  • 梅産地   京都城陽青谷
  • アルコール 9%

テイスティングコメント

限りなく透明に近い色合い、かすかにグリーンを見て取れる。まるで上質なシャンパンのようなきめ細かな発泡が規則正しく立ち上がる。
香り ヴォリュームはミディアムだが、梅の豊かなアロマや草原やハーブのような清々しい香り。ミネラルや梅の種の部分のような複雑性も感じる。
アタックで感じるスッキリと引き締まった酸味が程よく余韻につながる。後口に広がる甘味は決して「べたべた」せずに程よく上品。それに加え発泡性のさっぱり感も上手く表現されている。
総評 乾杯や食前酒には間違いなくピッタリ!梅の風味や味わいのさっぱり感は食欲を誘う。品の良い和食の前菜や白身魚のお造りには料理を引き立てる。 また、食後のフルーツ特にメロンは好相性。