樽熟成に入りました

2024年収穫のぶどうも発酵が終了し、一部のワインは樽熟成の工程入っています。
シャルドネは樽に中でマロラクティック発酵(リンゴ酸を乳酸と炭酸ガスに分解)を行います。
そうすることによって酸味がまろやかで風味や香りが際立つワインに仕上がっていきます。

時折樽の中の澱を撹拌し、酵母の旨味成分をワインに戻していくバトナージュという作業も行います。
冬の間、比較的蔵内は作業が少ないながらも、美味しいワインにするために忘れてはいけない大切な工程です。
このシャルドネは6、7月頃に樽から出し、ボトリングし、また瓶熟成を経てリリース予定です。

現在リリース中のシャルドネは2022年。
あと少しばかり在庫ございます。

京都丹波シャルドネ 2022 750ml

京都丹波シャルドネ
京都丹波産シャルドネを使用。 フランス産小樽で樽発酵、樽熟成をし、MLF(マロラクティック発酵)を行いシュール・リーを行っています。まろやかで上品な酸味を醸し出しています。バニラのような樽香とフルーツ香や白い花の香りに、フレッシュ感あふれる清々しい酸味が印象的。後口には程よい甘味も感じられ、濃厚でバランスの良い味わいとなっています。

5500円
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基本情報

  • 葡萄収穫年 2022年
  • 醸造本数  860本
  • タイプ   白ワイン
  • 味わい   辛口
  • 容 量   750ml
  • 瓶 口   コルク
  • 葡萄品種  シャルドネ100%
  • 葡萄産地  京都府船井郡京丹波町
  • アルコール 12%

テイスティングコメント

淡い緑がかった黄色。清澄度良好でツヤ・テリあり。粘性は中程度。
香り ボリュームは中程度。レモン、ライム、洋梨、メロン、花梨などのフレッシュでクリーンなフルーツ香と、ロースト香、バニラやパイ皮などの樽香も穏やかに感じられるが、全体的に清々しいイメージ。
爽やかなアタック。果実味は豊かでやや凝縮感があり、ほんのり甘みを感じさせる。やや強めの酸は丸みがあり、ミネラルもしっかり感じられ、酸、果実味、ミネラルのバランスのとれたミディアム・ライトボディの辛口。アフターに微かに苦味を感じ、余韻は中程度の長さ。
総評 力強さはないが、バランスで飲ませる上品なスタイル。鮎の塩焼き、天ぷら、スモークサーモンなどと。