冬剪定

今年の冬は京都丹波も平年と比べると暖かく、なかなかぶどうの木々も休眠に入りませんでしたが、年があけてすっかり休眠期に入りました。
冬の間の農作業は主に設備の補修と冬剪定があります。

冬剪定は春から秋にかけて新しいぶどうの母枝を残し、前年に伸びた枝をすべてカットする作業です。
翌年にストレスなく順調に展葉し、房が実るように慎重、かつ迅速に枝を切り落としていきます。
ピノ・ブランについては従来は1本の木から4本母枝を伸ばしていましたが、管理が大変で、病気も多かったので2本の母枝に切り替えていきます。

冬の間に枝に残った病気や害虫が残らないように剪定した枝はその場で焼却します。
6haの自社農園の後は、京丹後のサペラヴィ農園、北海道の壮瞥農園とまだまだ剪定作業が続きます。