樽熟成

2024年に収穫したぶどうの発酵が終わり、次々と樽熟成の工程へ。
セラーで白ワインは7ヶ月ほど、赤ワインは1-2年ほど樽の中でじっくりと熟成させます。

樽熟成の効果は様々で
・香りや色、味わいが深くなる
・木樽からポリフェノールやリグニンといった成分が溶出してワインに深みを与える
・樽の香りをワインにつける
・酸素と触れることで、ワインの色合いや味わい、風味により奥行きを出す
・穏やかな酸素の混入によって赤ワインの渋みがマイルドになる
などがあります。

澱や酵母を一緒に樽に入れている白ワイン(シャルドネ、ピノ・ブラン)などは、時折バトナージュ(樽の中のワインを撹拌させる)を行い、酵母などから旨味成分をワインに還元させています。(シュール・リー)
2024年は天候に恵まれたビッグビンテージ。
いまから出来上がるワインが楽しみです。