丹波ワインでは創業当時、廃業された日本酒蔵をお借りしてワインを造っていました。
その当時のタンクを今でも使用しています。
清酒用の開放タンクで、主発酵はこのタンクで現在も行っています。
香りや味わいなども目視や嗅覚ですぐに分かり、また温度管理や洗浄などもしやすいため長年重宝しています。
ただ、上部は空いているため、そのまま放って置くと酸化が進んでしまいます。
その防止のために発酵終了後はビニールシートをかけて密閉状態にしておきます。
また上部まで液面がない場合はタンクの中に窒素ガスを充満させ、酸素との接触を極力すくなくする工夫をしています。
片隅で、てぐみのロゼが発酵中です。
この後ボトリングや樽詰めになります。