冷やしても美味しい赤ワイン

気温と湿度がどんどん上がり、スパークリングワインの美味しい季節になりました。
炭酸系にちょっと飽きたな、という時に、少し冷やして楽しむ赤ワインはいかがでしょうか?

え、赤ワインって冷やすの?
と思われたあなた!
冷やしても美味しい赤ワインがあるのです。

一般的に赤ワインは常温で、などと言われますが、湿度や気温がここまで暑くない状態の常温(15-18℃くらい)のことをいいます。
日本の夏は35℃を超える猛暑日や熱帯夜も続きますので、赤ワインでも少し冷やし気味に飲むのが正解です。

更に低い温度、8-15℃くらいに赤ワインを冷やすと、タンニンと呼ばれる渋みの成分が口に残り、果実味も感じなくなるのが一般的です。でも丹波ワインではこんな温度帯でも美味しくの楽しめる赤ワインがあります。
早速ご紹介します。

Koshikibu-小式部-(赤) 750ml

和食との相性を追求して醸造しました。上品な果実香と、控えめな渋みがバランス良く、程よい酸味が全体を引き締めています。全ての要素が出過ぎることなく、1本の線のようにまとまっています。塩胡椒でシンプルに調理した肉料理や赤身の魚と合います。
1,540円    
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基本情報

  • タイプ   赤ワイン
  • 味わい   ライトボディ
  • 容 量   750ml
  • 葡萄品種  マスカット・ベーリーA、サンジョベーゼ
  • 葡萄産地  山梨、長野
  • アルコール 11%

テイスティングコメント

やや薄めのガーネット色で、クリアで照りもあり粘性は中程度。
香り 赤い果実の香りといちご様の甘いフルーツ、ボリュームのある果実香がある。
穏やかな酸味とアタックの後にゆっくりと口いっぱいに果実味が広がっていく。上品なタンニンと酸味のバランスも良く、余韻は短め。
総評 和の惣菜との相性が良く、きのこのお吸い物や塩胡椒でシンプルに味付けした鶏肉料理などに良く合う。

料理との相性

小式部(赤)
特筆はタンニン分が少なく、ほんのり甘さを感じさせるフルーティーな香り。これが特に関西の和食のベースとなる出汁と非常によく合います。 うるかや魚の煮付け、しいたけや鶏肉などを使ったお椀や、マグロや鰹など赤みのお造りなど、和食全般によくあい、会席料理や割烹などでも最初から最後まで料理に寄り添うワインです。

フルーティー(赤) 720ml

気軽に飲んでいただけるライト感覚の赤ワイン。料理を選ばずにスタンダードな味わいをお楽しみ頂けます。表ラベルのリスのイラストは、京都在住の日本画家、竹内浩一氏によるものです。
1,210円    
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基本情報

  • タイプ   赤ワイン
  • 味わい   ライトボディ
  • 容 量   720ml
  • 葡萄品種  濃縮果汁
  • 葡萄産地  チリまたはオーストラリア
  • アルコール 11%

テイスティングコメント

中程度の濃さの紫がかった赤。輝き・清澄度良好。粘性やや控えめ。
香り 香りのボリュームは強め。葡萄そのものの新鮮なアロマが支配的。銅のような金属的なニュアンス、ほのかに土、クミンなどのスパイス。シンプルだが豊穣な大地をイメージさせる香り。
軽快なアタック。酸はやや強めで、味わいの各要素の中ではもっともインパクトがある。タンニンは穏やか。果実味は中程度だが、香り同様いきいきとしたフレッシュなタッチ。辛口。ライト・ボディでフィニッシュはすっきりと短め。
総評 もぎたての葡萄を連想させるフレッシュでフルーティな赤。肩肘張らない普段の肉料理、煮魚などに。

いすれも暑い夏には8-15℃くらい、冷蔵庫で1時間ほど冷やしたり、氷を入れてたりすると、フルーティーで軽快な味わいを楽しんでいただける赤ワインです。
また、スパークリングですが、黒ブドウを使った赤のスパークリングもあります。
こちらは5℃くらいにキリッと冷やしても酸味と果実味をしっかり感じていただける赤スパークリングです。
ぜひお試しを!

京丹後産サペラヴィスパークリング 2023 750ml

京丹後の藤原さんが栽培したジョージア原産のサペラヴィという品種を100%使用しています。ぶどう本来の複雑味や果実味がバランス良く、酸味の綺麗な品種の特徴が良く現れています。赤でありながら軽快なスパークリングワインに仕上げています。
750ml-2420円
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基本情報

  • タイプ   赤ワイン・発泡性
  • 味わい   中口
  • 容 量   750ml
  • 葡萄品種  京丹後産サペラヴィ
  • アルコール 11%

テイスティングコメント

やや濃い目だが透明感のある明るいルビー色。しっかりした泡立ちもある。粘度は中程度のミディアムボディーを思わせる。
香り 「ザ・葡萄」と思えるような生食用葡萄の香り、キャンディーのニュアンスやシナモンやニッキそして漢方薬のようなスパイシーさが特徴。少しすればフランボワーズのような赤系ベリーの香りも広がる。全体的にはフレッシュな果実の香りとスパイシーなエピスの香りが心地よく香ります。
口に含んだ瞬間からの泡の爽快感が心地よく、色合いから想像するタンニンは殆ど無く、目を閉じて飲めば「キールロワイヤル」のような味わい。またやや強めの酸味も味わいを引き締め、アフターに残る甘味と相乗し、幅広い料理との相性が想像を掻き立てます。
総評 スパークリングワインですので乾杯には最適、又そのまま前菜から広がる色々な料理にも合わせやすく、とっても使い勝手の良いワイン。特に鴨肉の燻製やハムのアスピック、そして家庭料理の定番ハンバーグなどにもとっても良く合います。