丹波ワインの創業は1979年。
当時日本では甘口の白ワインとしてドイツワインが人気を博し、丹波ワイン創業の際にはドイツの醸造技術を取り入れました。その際に一緒に輸入したのがドイツ系の苗木です。
京都丹波の鳥居野農園では、創業当時に植え付けた品種がいくつか残っています。
代表的なものがピノ・ノワール。
今では樹齢が35年を超えているので、ヴィェイユ・ヴィーニ(vieille vigne)として古いぶどうの木から収穫した房だけを使ったワインを醸造しています。
リースリングやゲヴュルツトラミネールも植え付けましたが、ドイツと丹波では気候が異なり、品質の良いぶどうが収穫できず徐々に改植しました。
今ではぶどう畑に1列ずつだけ、ガッチリした大木になって残っています。
ワイナリーへ来た際はぜひ探してみてください。