| 丹波ワイン四季情報

京都丹波自社農園の収穫もいよいよ大詰め。
遅摘みセミヨンの収穫が始まりました。
11月後半まで数回に分けて粒で収穫をしていくセミヨン。

レーズンになった粒だけを収穫し、搾汁します。
見た目は決して美しいとはいえない粒。
一見腐っているようですが、これが摘み時です。

そのまま実を食べても濃厚なレーズン。
美味いです。
収穫量が通常のぶどうを比べると1/3〜1/4程度になってしまい、手間は３〜４倍かかります。
糖度35度や40度以上のものを絞り、濃厚ではちみつ様のデザートワインが出来上がります。

ワイナリーショップ、オンラインショップでは2015年ヴィンテージを発売中です。

京都丹波セミヨンレイトハーベスト 2015 750ml

完熟した葡萄の収穫を更に遅らせ、丹波霧が発生する肌寒くなる時期に粒や房を丁寧に厳選して手摘みしました。貴腐菌も時折付着し、収穫時の糖度は35度を越えます。柑橘系や蜂蜜を思わせる凝縮された芳醇な香りと繊細な酸味を備えた生産本数が非常に少ない極上デザートワインです。
11000円
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基本情報

葡萄収穫年　2015年
醸造本数　　327本
タイプ　　　白ワイン
味わい　　　極甘口
容　量　　　750ml
瓶　口　　　コルク
葡萄品種　　セミヨン
葡萄産地　　京都府船井郡京丹波町
アルコール　11%

テイスティングコメント

色	非常に濃い金色。テリ・ツヤがあり清澄度良好で粘性は強め。
香り	ボリュームは強く、白桃や梨のシロップ漬け、ドライアプリコット、ハチミツ、マンゴー、金木犀などの香りと、かすかにパンをトーストしたような香ばしい香りも感じられる。クリーンで豊かなアロマ。スワリングすると一層甘い香りが広がる。
味	リッチなアタック。果実味は豊かでアタックから中盤にかけてボリュームのある甘みが口一杯広がるが、やや強めの豊かな酸と拮抗していて濃厚過ぎず、キレがあり爽やかな印象。フルボディの極甘口。フィニッシュは長く心地よい甘みが続く。
総評	濃厚過ぎない上品な甘口で、酸がアクセントになっているフルーツタルトや、抹茶羊羹、フルーツ大福などの和スイーツなどと。