仕込み作業もようやく一段落つき、蔵内とボトリングの作業はピークになっています。
仕込み場ではタンクで醸していた赤品種の液引き作業。
深紫で既に熟成タイプの予感がするメルロー。
液引きした後は圧搾機で絞るのですが、できるだけ空気と接触する機会を減らすため、圧搾機から下へ流れ出るところにカバーをつけたり、高さを変えたりと、細かい調整をしていきます。
既に液体になっているので、とても繊細。
少しの変化で味が変わっていくので注意が必要です。
更にMLF(マロラクティック発酵)を行い、樽で熟成させてから瓶詰め。
リリースは2〜3年後でしょうか。
期待が膨らみます。
文:黒井
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メルローの液引き
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