MATSUZAKI 浦和パルコ店 森由紀子さん
「MATSUZAKI」は1887年(明治20年)に埼玉県川越にて創業した老舗の酒類販売店で、全国の地酒・焼酎・ワイン・リキュールを豊富に扱われており、中でも地酒の多さは圧巻です。
「MATSUZAKI」浦和パルコ店の森由紀子さんは、ソムリエのほか野菜ソムリエ、チーズプロフェッショナルの資格もお持ちで、最近は自社が運営する武蔵野蒸留所で造られる棘玉TOGEDAMAというクラフトジンにも力が入っており、取り扱い酒類の多さに日々奮闘中とのこと。
丹波ワインの取扱は浦和パルコ店のみですが、その中で森さんのオススメは京丹後産サペラヴィスパークリング。京都産ぶどう100%で、日本では希少品種のsaperavi種。
「スパークリングワインなので赤ワインにありがちな重さは感じず、程よい酸味と軽快さが食欲をそそる味わいで、夏場のBBQや焼肉・焼き鳥・酢がきいた中華料理にも相性がよいのでオススメです」と森さん。また、スパークリングワインといえば、多くは白のスパークリングワインですが、「食事会での持ち込みや贈答用としても、他のスパークリングワインとは被らないのでいいですね」と森さん。
Saperavi種の原産地であるジョージアワインが日本でも多くみられるようになった昨今。
それに伴い丹波ワインの京丹後産サペラヴィスパークリングも徐々に知られるようになってきたのですが、こういった酒販店さんの貴重な存在と伝道師さんのお力です。埼玉エリアでは取り扱いが極めて少ないので皆さまも一度お試しされてはいかがでしょうか。