年が明けると、ぶどうの仕込み・発酵も一段落。
蔵内の作業も落ち着きを取り戻しつつあります。
本日は年末に入荷したタムラファームさんのりんご果汁の濾過作業。
果汁をワインにするまでに濾過や発酵の過程がありますが、一番の最初の濾過を布を使って行います。
清酒の「こす」、酒粕と原酒を分けるのと同じ機械です。
ワインでは布に濾過助剤の珪藻土をつけながらフィルターの役目をして不純物を付着させて取り除きます。
パネル10〜20枚の間に1枚ずつ布を挟んで、それぞれのパネルに取り付けられた水道の蛇口のようなところから濾過された果汁が出てきます。
クリアなりんごジュース、アロマティックな香りが広がります。