京都丹波鳥居野産の遅摘みセミヨン2012を2016年11月11日にリリースいたします。
【糖度35℃を超える極上デザートワイン】
朝霧が濃くなる11月中旬、雪の気配すら漂う丹波で１房１房ではなく、まさに１粒１粒を手作業で収穫するセミヨン種。
貴腐菌も付着し、水分だけが取り除かれ、レーズン状になった房を丁寧により分けていきます。通常ワイン用ぶどうの糖度は20～25度程度なのですが、このセミヨンは35度まで糖度をあげます。
水分がなくなる分、収穫量が減るので年間の生産本数はわずか数百本しかありません。
オンラインショップでは24本限定販売とさせていただきます。
■葡萄収穫年 2012年
■醸造本数 226本
■タイプ 白ワイン
■味わい 極甘口
■容 量 500ml
■葡萄品種 セミヨン100%
■アルコール 12%
24本限定販売 予約受付中
※お届けは発売日11月11日以降になります。
【テイスティングコメント】
色：
成熟度の高い、少し褐色がかった光沢のある黄金色で、脚が認められる。
香り：
ライチや黄色い花を思わせる蜂蜜のニュアンス、干しイチジクやバニラの香りなど甘みを感じる香りが広がり、後からボリュームのあるアルコールが追随する。グラスを揺らすとより複雑なミネラルや土のような香りも垣間見える。
味：
ねっとりした甘いリッチなアタックとアルコールの苦みを伴ったまろやかな酸味がしっかりと芯に据えられた飲み応えのある極甘口白ワイン。冷やしすぎずに常温より少し低い温度でより特徴が感じられる。
総評：
和食で豚肉の西京焼きや洋食ではアンコウの肝のフルーツソース添えやバターソテーなど濃厚な料理とも相性が良い。もちろんデザートワインとして食後のブルーチーズとともにゆっくり楽しむのもお勧めです。
文：黒井
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