京都丹波でのぶどう収穫もタナ、カベルネ・ソーヴィニヨン、セミヨンを残すばかりとなりました。
本日はタナ第二回目を収穫。
一回目の収穫は1700kgほど。
二回目は800kg。
2022年は合計2.5tの収穫です。
昔ながらの計量器で重さを計ります。
タナは京都丹波の土壌風土にマッチしている赤品種で、病害虫にも比較的強く、着色もきちんとしてくれるので今後増産を見込んでいる注目品種です。
品種の名前の通り、タンニン分が少し強めなので飲み頃になるのには時間のかかるワインですが、果実味とのバランスもよく、将来が期待できる赤ワイン品種です。
2017年ヴィンテージのタナ、少し硬さがありますが、抜栓後翌日が飲み頃になる赤ワイン。
まだ若干在庫ございます。
京都丹波のタナを是非お楽しみください。
京都丹波タナ 2017 750ml
5500円
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基本情報
- 葡萄収穫年 2017年
- 醸造本数 1087本
- タイプ 赤ワイン
- 味わい フルボディ
- 容 量 750ml
- 瓶 口 コルク
- 葡萄品種 タナ85% 、メルローその他15%
- 葡萄産地 京都府船井郡京丹波町
- アルコール 11%
テイスティングコメント
色 | やや濃い赤みがかったガーネット。輝き・清澄度ともに良好。粘性 は中程度。 |
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香り | ボリュームは中程度。トップノーズにブラックベリー、カシス、ブルーベリーなどの黒系果実が広がり、赤いバラを思わせる香りが続く。スワリングするとグローブやナツメグのスパイス香とともに、バニラなど樽香も感じられるが控えめでのさばらない。 |
味 | しっかりしたアタックでグリップがある。酸はやや強めで最初はそれほど収斂性を感じないが、キメの細かい強めのタンニンによって後半にかけて引き締めながらワインに骨格を与えている。果実味はやや強めで若さを感じるミディアムボディの辛口。 |
総評 | シンプルな構成ながら存在感のあるタンニンと果実味がうまくバランスしている。今でも十分楽しめるが、更なる熟成により複雑性が増すのを待ってからも楽しみたい。しっかりした味付けの牛ステーキや鹿のローストなどのジビエと。 |