京都丹波の自社農園、ピノ・ノワールも随分と着色が進み、黒々としてきました。
自社農園ではピノ系3品種を栽培しています。
ピノ・ノワール、ピノ・ブラン、そしてピノ・グリ。
ピノ・ノワールは黒ブドウで紫外線による着色を促すため、地面に反射シートを敷いて、房の下部からも光を当てるようにしています。
カンカン照りの時にこのシートの上を歩くと、こんがり焼けます(ウソです)。
ピノ・ノワールは果皮が薄く、ワインにする際に漬け込んでもなかなか色づかないため、少しでも着色を促し、糖度を上げる目的もあって反射シートで工夫しています。
一部は樹齢30年を超えて、ヴィエイユ・ヴィーニュと言われる古木だけを使ったワインとしてリリースしています。
2年前から単一品種でワイン醸造し始めたピノ・グリ。
見た目はデラウェアのように、こちらも少し色づいていますが赤ワイン仕込することにより、オレンジ色のきれいなワインになります。
白ワインでありながら少しコクとクセのあるオレンジワイン、人気急上昇です。
栽培面積はピノ系3品種の中で一番小さいので生産本数もわずかです。
最後にピノ・ブラン。
こちらも樹齢30年を超えている古木のピノ・ブランがあります。
ただ、こちらはピノ・ノワールのようにヴィエイユ・ヴィーニュとして商品化はせず、安定した品質を2種類のワインとして毎年リリースしています。3品種の中で一番京都らしい味わいのある品種で、和食との相性は非常に良いです。
夏の風物詩、鱧にもピッタリです。
京都丹波ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2018
京都丹波の圃場で栽培した樹齢30年以上の古木のピノ・ノワールを1房ずつ手摘みし、木樽で15ヵ月間熟成させました。落ち着いた果実味と上品な樽香、タンニンに由来するほのかな渋みを感じることができます。生産本数の少ない稀少な逸品です。
750ml・赤・ミディアムボディ・alc13%・5500円
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京都丹波ピノ・ノワール 2018
自社農園産ピノノワール種を仏産小樽で熟成。果実香と樽熟香が調和した、本種独特のふくよかな味わいが楽しめるワイン。 ピノノワール種を日本で栽培しているワイナリーが少なく、丹波ワインがこだわりと情熱を持って丁寧に貴重な逸品に育て上げました。
750ml・赤・ミディアムボディ・alc13%・4400円
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京都丹波 ピノ・グリ 2020 750ml
エノログ(醸造家)内貴による自社農園ピノ・グリを使ったスキンコンタクトを施した辛口白ワイン。程よい苦味と美しい酸味のバランスが良く、料理を選ばないワインです。750ml・白・辛口・alc12%・3300円
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京都丹波 ピノ・ブラン シュール・リー 2019 750ml
750ml・白・辛口・alc12%・3850円
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京都丹波 ピノ・ブラン 2018 750ml
750ml・白・中口・alc11%・2970円
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