丹波鳥居野産のPinotBlanc2015をweb追加販売をさせていただいておりましたが、新たな同じPinotBlanc2015で約半年間澱と接触熟成させていたシール・リータイプを2016年7月15日に発売させていただきます。
■丹波鳥居野PinotBlancSurLie2015
3500円（税別）
日本料理を特に意識して作った白ワインで、京都丹波産のピノ・ブランを100%使用し、樽で仕込みシュール・リー（澱の上）で熟成させました。
・葡萄収穫年 2015年
・醸造本数 1917本
・タイプ 白ワイン
・味わい 辛口
・容 量 750m
・葡萄品種 ピノ・ブラン100%
・アルコール 12%
【テイスティングコメント】
色：透明感のある緑がかった黄色。ディスクはやや厚めで粘性は中程度。
香り：ボリュームは強めで、トップノーズからロースト香を思わせる樽香が印象的。その他リンゴやカリンの様な香りも感じられ複雑。酸は強めの活力のある酸だが、やや角が取れていてしなやか。
味：口に含むと口中に樽香が広がるが、上品で嫌味がない。あとから熟した果実味と酸が追いかけてくる感じでバランスがよい。
総評：アフターに感じる苦みがアクセントになっていて心地よいミディアムタイプの辛口。スモークサーモンや新鮮な魚貝のカルパッチョなどと。
2015年は気温、降水量、日照時間など平年並みでしたが、9月に入ってから気温の低下と日照時間不足により糖度が上がらない難しい年でした。
しかし、2014年と比べると遅霜の害がなく、７月の降水量の大半が一時的な集中豪雨であったために病害虫も少なく収穫時の品質は安定しておりました。
通常のPinotBlancとはまた違った味わいで、料理に寄り添うワインです。
是非一度お試し下さい。
文：黒井
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