例年ですと丹波も結構積雪がある時期なのですが、今年に限っては降雪ゼロ。
3月中旬の気温が続く中、農園担当大沢が剪定作業に追われています。
素晴らしい速さで枝を剪定していってますが、それでもなかなか追いつきません。
日がな一日この作業をしているので、右手の握力は異常に強くなり、体の右半分は贅肉が削ぎ落ち、まるでスポーツ選手のように筋肉質になるのですが、左半身は中肉がついたまま…。
毎日風呂に入る前に右側ガッツポーズ、「オレ、まだまだイケてる!」とビールをグビグビ飲むのですが、左側しょんぼり、「もう、お酒はやめよう…」、とつぶやいているそうです。
写真はヤマソーヴィニヨンの剪定。
剪定前と剪定後の写真です。
枝ぶりが良く、太いのでなかなか苦戦する品種の1つです。
時折小雨が降る中、空を見上げるときれいに虹がかかっていました。
この冬剪定、一見枝を切っているだけのようですが、たいへん悩ましい作業です。
今年の主枝を2本選び、その他をカットしていくだけの作業なのですが、この主枝(枝ぶりが充実していて真ん中に近く、樹液の流れがスムーズになるような枝)を選ぶのが結構難しいのです。
枝が太って幹ほどの太さになると剪定バサミではカットできないのでノコギリで切っていきます。
頭と体を同時に使う冬剪定。
家に帰ってからのお酒も美味しくなりますよね。